tag:blogger.com,1999:blog-50736920313686499832024-03-13T18:51:31.422+02:00ペンと絵筆のなせばなる日記アート、本、映画、音楽、武道、生きもの、旅、フィンランド、スペイン、ときにはアフリカ・・・Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.comBlogger58125tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-41677587325428439012017-04-13T22:48:00.000+02:002017-05-13T12:26:50.109+02:00チョークの粉で口紅が取れる!?! 意外で簡単なシミ抜き方法ボツワナの国立公園のど真ん中でキャンプをしていた時のこと。夕食時、誰かが<span style="color: #cc0000;"><b>赤ワイン</b></span>のグラスを倒してしまった。幸い真っ白いテーブルクロスではなかったものの、それでも赤がはっきりわかる。早く対処しなければ・・・。赤ワインだとやはり塩をすりこむのが定番か?<br><br>キャンプのスタッフが持って来たのは<span style="color: #cc0000;"><b>ソーダ水</b></span>だった。こぼれたワインの上にたっぷりふりかけ、布巾で拭いておしまい。「これで大丈夫だよ」と落ち着いたもの。赤ワインにソーダ水。そんな裏技があったとは!<br><br>身近にあるものを使った意外なシミ抜き方法を目にするたびに「おお!」と感動するのだが、すぐ忘れてしまう。せっかく学んだことが全然役に立たない。<br><br>覚えやすい方法はないものかと頭をひねっていたら、こんな裏技一覧図を見つけた。プリントアウトして冷蔵庫に張っておこう。小さく印刷して手帳に入れておいてもよいかも。<br>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEircFA2C8XYsq2NjHMXdcy_Ntq-EBjQslCmjV3zCe2qomhssch7JMgYLS2_43jpY1TVQ_lWQFo7RE7sGyX1b-1jSsJR4EzRe0r1BQ2ZX4PUL-b4cKpkS0V8S84voZiEW0BkVMd-GysoFaA/s1600/ti_graphics_stains.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="473" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEircFA2C8XYsq2NjHMXdcy_Ntq-EBjQslCmjV3zCe2qomhssch7JMgYLS2_43jpY1TVQ_lWQFo7RE7sGyX1b-1jSsJR4EzRe0r1BQ2ZX4PUL-b4cKpkS0V8S84voZiEW0BkVMd-GysoFaA/s640/ti_graphics_stains.png" width="640"></a></div>
<br><br>自分へのメモ代わりに訳すことにする。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2017/04/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-49442338152052447332017-02-27T17:06:00.000+02:002017-05-13T12:04:19.464+02:00アフリカ最大の映画祭開幕 ブルキナファソ2月25日、第25回「<b>ワガドゥグパンアフリカ映画テレビ祭</b>」(Festival pan-Africain du cinéma et de la télévision de Ouagadougou)、通称「<b>フェスパコ</b>」(FESPACO)が始まった。ワガドゥグはブルキナファソの首都だ。<br>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgrOJE7qowpSS1iScDmARE5J4K62AgWabYkGvnDhZKEzXLqgcmtFKaErOFm59SG6uATIFXxBQ6HHsd9i6Ci6nDbAqwRIUJO5x96M0PZpDb8U2ekSsHG5roff_CoYt-Q9jBYAg2q1mj_kpg/s1600/fespaco2017%25E3%2583%259D%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgrOJE7qowpSS1iScDmARE5J4K62AgWabYkGvnDhZKEzXLqgcmtFKaErOFm59SG6uATIFXxBQ6HHsd9i6Ci6nDbAqwRIUJO5x96M0PZpDb8U2ekSsHG5roff_CoYt-Q9jBYAg2q1mj_kpg/s400/fespaco2017%25E3%2583%259D%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC.jpg" width="286"></a></div>
<br><br>といっても、ブルキナファソがどこにあるか、同じアフリカ大陸に住む南ア人でも、地図上で正確に位置を示すことができる人は少ないだろう。<br>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxEa_fgoCrMPz13mCCfELB9thJ4x6334vg1T5jTIyD1LcrNF7o3toRhxa2gNx4NH-O8efrO87QdRREFuFPOFowLEzGuky9d7fQjkx5igjalvm097juAKMv9FTR4XqqeYbnx9IfPJG4_AY/s1600/%25E3%2583%2596%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25AD%25E3%2583%258A%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A1%25E3%2582%25BD%25E3%2581%25AE%25E4%25BD%258D%25E7%25BD%25AE.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxEa_fgoCrMPz13mCCfELB9thJ4x6334vg1T5jTIyD1LcrNF7o3toRhxa2gNx4NH-O8efrO87QdRREFuFPOFowLEzGuky9d7fQjkx5igjalvm097juAKMv9FTR4XqqeYbnx9IfPJG4_AY/s320/%25E3%2583%2596%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25AD%25E3%2583%258A%25E3%2583%2595%25E3%2582%25A1%25E3%2582%25BD%25E3%2581%25AE%25E4%25BD%258D%25E7%25BD%25AE.png" width="320"></a></div>
<br><br>フェスパコは<b>アフリカ最大の国際映画祭</b>。歴史も古く、1966年に始まったカルタゴ映画祭に次いでアフリカ大陸で2番目。<b>サハラ以南アフリカでは最古</b>の1969年だ。<br><br>いくつものクーデターや長期独裁政権を経験し、一人当たりのGDPが世界平均の10%未満の水準という貧しい国で、政府のバックアップがあるとはいえ、国際映画祭が50年近くも継続していることに驚く。<br><br>「国際映画祭」といっても、「パンアフリカ」つまり「汎アフリカ」の名に違わず、<b>応募資格はアフリカ人制作の作品</b>。アフリカの映画界で働く人々に、ネットワーキング、意見交換、作品発表の場を与えている。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2017/02/blog-post_27.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-57020211938605951172017-02-18T22:44:00.001+02:002017-05-13T12:10:54.716+02:00アメリカ人から見た、変なイギリス英語表現私は「アメリカ英語」を「英語」と思って育った世代に属する。学校教育で習った英語は「アメリカ英語」だった。受験英語から脱すべく「話せる英語」を学んだNHKラジオ英語講座も「アメリカ英語」だった。日本にいる間、私自身は「アメリカ英語」ではなく、「英語」を習っているものと思っていた。(現在の英語教育・学習はもっと多様化しているかもしれませんね。)<br>
<br>
日本を飛び出して30年。発音も語彙も慣用表現も違う、色々な英語に触れてきた。アメリカ英語、イギリス英語、南アフリカ英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語、カナダ英語、シンガポール英語・・・。ひとつの国の中でも、地域によって発音や語彙が結構違っていたりする。イギリス英語の場合は階級によって発音が異なる。<br>
<br>
ニューヨークに住んでいた頃、ある日同僚が職場に来なかった。「ユダヤ教の祝日だからだよ」と別の同僚。「え? 彼はユダヤ系なの?」と私。<br>
「話し方がモロ、ユダヤ系ニューヨーカーじゃないか。」<br>
「ユダヤ系ニューヨーカーの発音ってあるの?」<br>
「今、君が話しているのは、ユダヤ系ニューヨーカーの英語だよ。」<br>
知らず知らずのうちに、私の英語は周囲のユダヤ系ニューヨーカーに影響を受けていたのだ。<br>
<br>
南アフリカに移って来てからは、意識して南アフリカの英語を身に着けた。しかし、英語を第1言語とする南アフリカ人の間でも、その発音は様々だ。<br>
<br>
ある日、ジョハネスバーグの空港で知り合いに出くわし、しばらく言葉を交わした。さよならを言った後、一緒にいた友人曰く、「あの、イーストランド(ジョハネスバーグの東の地域)出身の、中の中階級のユダヤ系女性をどうして知ってるの?」 発音から出身がわかったという。<br>
<br>
随分前のことだが、BBCのスコットランド系特派員がケンブリッジ大学出身の花形特派員のことをこう言っていた。「あいつは質の高い公立高校の出身だよ」。ケンブリッジ大学風の「中流上」(upper middle class)っぽい英語に矯正しているものの、ある母音の発音が良い公立学校、つまり「中流中の上の方)のものだというのである。因みに、「上流」(upper class)は貴族を指す。<br>
<br>
なかなか外国人には難しい。<br>
<br>
そこまで微妙でなくとも、英語の2大流派(?)、アメリカ英語とイギリス英語の間では語彙がかなり違う。例えば、「スニーカー」(sneakers)はアメリカ英語。イギリスでは「トレーナー」(trainers)。「ゴミ」はアメリカで「ガーベッジ」(garbage)、イギリスでは「ラビッシュ」(rubbish)。日本でいう「ポテトチップス」(potato chips)はアメリカ英語。イギリスでは「クリスプ」(crisp)。イギリスで「チップス」(chips)と呼ばれるものは、アメリカでは「フレンチフライ」(French fries)。アメリカで「ファーストフロア」(first floor)というと日本の「1階」だが、イギリスでは2階のことだ。1階は「グランドフロア」(ground floor)。<br>
<br>
以下は、アメリカ人が理解できないイギリスの慣用表現の例。<br>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjYxGshrWrScObGgZ1WiQmhjYApK0dJvncpLNMDi-b5WqG75sZKt11SKfp3YaIsi2xNUUH093XgL2g8E0ODeXWnUkZAEZA7A6WY7M-BR_gZzrB6GjaIyFsJH54DSwprFLRTmSIn5T1a0YI/s1600/%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AE%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25B9%25E8%258B%25B1%25E8%25AA%259E1.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="426" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjYxGshrWrScObGgZ1WiQmhjYApK0dJvncpLNMDi-b5WqG75sZKt11SKfp3YaIsi2xNUUH093XgL2g8E0ODeXWnUkZAEZA7A6WY7M-BR_gZzrB6GjaIyFsJH54DSwprFLRTmSIn5T1a0YI/s640/%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AE%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25B9%25E8%258B%25B1%25E8%25AA%259E1.png" width="640"></a></div>
<br>
You're all bum and parsley (君はお尻とパセリの塊だ)<br>
スコットランドの表現で「口数の多い自慢屋」の意。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2017/02/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-22486781475636094602017-02-13T15:12:00.000+02:002017-05-13T12:26:50.096+02:00アメリカ1番 2番は我が国! トランプへの自国紹介ビデオが世界中に拡散。中東、アフリカ、火星からも先週ご報告した「<b>アメリカ1番 2番は我が国!</b>」自国紹介ジョークビデオ。<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=ELD2AwFN9Nc" target="_blank">オランダ</a></b>版が1月23日に<b>ユーチューブ</b>にアップされ大ヒットした後、2月5日の時点で、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=WcH9eWBs9fw&t=331s" target="_blank">ドイツ</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=ryppmnDbqJY" target="_blank">デンマーク</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=reuJ8yVCgSM" target="_blank">スイス</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=eL09PL-bzbM" target="_blank">ベルギー</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=RZS66Ra9kQA" target="_blank">リトアニア</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=RZS66Ra9kQA" target="_blank">ポルトガル</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=eYaqM8J2csw" target="_blank">オーストリア</a></b>、オランダ北部の<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=pGU9W66xj9o" target="_blank">フリースラント</a></b>州、更には<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=xeQeqG-D3BM" target="_blank">カザフスタン</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=cZcQ-GSb8vk" target="_blank">インド</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=TUu90N3YwY4" target="_blank">メキシコ</a></b>版がユーチューブで公開されていた。(赤茶色部分をクリックすると、別ウィンドーでユーチューブビデオが開きます。)<br>
<br>
それから一週間。勢いに乗ってもっと多くのバージョンが発表されただろうか、それともあっという間に下火になってしまっただろうか。<br>
<br>
調べたところ・・・ものすごい数のバージョンができている! 複数のバージョンがある国もある。ドイツの呼びかけに応じたテレビ局制作のものだけでなく、それ以外の有志が作ったものも多いようだ。ほとんどがオランダのフォーマットを継承しているが、独自の構成のものもある。質も様々。<br>
<br>
ヨーロッパ大陸からは新たに、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=eRFT29UQY70" target="_blank">アイスランド</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=iwoof0HG5-g" target="_blank">アイルランド</a></b>(「51番目の州になりたい」)、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=L4JcKKjqXKQ" target="_blank">アルバニア</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=yzGQSX-fiuc" target="_blank">イギリス</a></b>(「第3次世界大戦を一緒に戦うのを楽しみにしている」)、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=hpMcf83glaY" target="_blank">イタリア</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=YiLO0I9sjFA" target="_blank">ウクライナ</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=VMANy15nYNM" target="_blank">クロアチア</a></b>(「アメリカ第1、ドイツ第2、クロアチア第3」)、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=rtlv69tuUZU" target="_blank">コソボ</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=KoVGB4l8Yqk" target="_blank">スウェーデン</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=cXXEJ4f15TU" target="_blank">スペイン</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=xJbR5Kc72ZQ" target="_blank">スロバキア</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=UktXYuDQgSs" target="_blank">スロベニア</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=djy874SA2IU" target="_blank">セルビア</a></b>(画質が悪すぎ。ナレーションではなく、セルビア民謡(?)っぽい歌が流れ、なんとなくシュール)、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=yBiRTIQcO1s" target="_blank">チェコ</a></b>(「51番目の州になりたい」)、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=omo1xteiXaE" target="_blank">ノルウェー</a></b>(「スウェーデンを最下位にしてくれ」)、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=5ZeKLimtVhI" target="_blank">フィンランド</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=j0lL6to3jDY" target="_blank">フランス</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=tYNMgiJ-1b0" target="_blank">ブルガリア</a></b>(「アメリカ第1、ロシア第2」「上位10位に入りたい」)、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=jERV4cDYVtU" target="_blank">ベラルーシ</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=WE4AIXWn1ZM" target="_blank">ボスニア・ヘルツェゴヴィナ</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=l1ZoJ6XCVgQ" target="_blank">ポーランド</a></b>(「アメリカ第1。ポーランドは超第1!」)、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=29Wl7_QyLW0" target="_blank">マケドニア</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=380xwSXnzeU" target="_blank">モルドバ</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=g1-2bhCrH_w" target="_blank">ラトビア</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=yjzUxDhuXig" target="_blank">ルクセンブルク</a></b>、<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=BZbFpSCP6Nw" target="_blank">ルーマニア</a></b>(「少なくとも上位100位には入れてくれ」)など20か国以上。もう存在しない<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=QYKWnFL0jsI" target="_blank">東ドイツ</a></b>というのもあった。地理的に中途半端な位置にある<b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=PQUTVhCaM10" target="_blank">トルコ</a></b>もここで紹介しておく。<br>
<br>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLzAgCglGA-5O0dr0GRr7byVvkJFCiXCfIbmzLDXurVv8zc0fp-GWaKp06zIr67sG0d8Qkb83s900Ed457Uv5C8W7zTonbdTO5FMcE9mni4gHmdIFEJE6hmg8kpUPYzgQXIt6QfJoCq2s/s1600/%25E3%2583%25A9%25E3%2583%2588%25E3%2583%2593%25E3%2582%25A2.png" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="356" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLzAgCglGA-5O0dr0GRr7byVvkJFCiXCfIbmzLDXurVv8zc0fp-GWaKp06zIr67sG0d8Qkb83s900Ed457Uv5C8W7zTonbdTO5FMcE9mni4gHmdIFEJE6hmg8kpUPYzgQXIt6QfJoCq2s/s640/%25E3%2583%25A9%25E3%2583%2588%25E3%2583%2593%25E3%2582%25A2.png" width="640"></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">「ここが我が国」とラトビア。トランプが核兵器発射ボタンを押すことを懸念(?)して、他国を地図上で示す国がいくつも。</td></tr>
</tbody></table>
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<a href="http://www.osada.co.za/2017/02/12_13.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-8930663243040407482017-02-06T00:26:00.000+02:002017-05-13T12:26:50.147+02:00アメリカ1番 2番は我が国! オランダのジョークビデオが大ヒット 各国で疑似ビデオ続々作成TV番組の司会者が言う。「第45代アメリカ合衆国大統領の就任式を世界中が見守る中、トランプは世界に対し明快なメッセージを送りました。”<b>お前たちを散々な目に遭わせてやる</b>”。」(視聴者の笑い声)「いや、使った言葉は多少違いましたが。」<br>
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画面に映し出されたのは、就任式でのトランプ。<br>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVZVJd0X2hFTYvXMB80wJmLzportpEk0VtMyYgQsoMBK74OxTYKLrTLJf6ZSpBpW_SUPgAM4q2loK66mMKkCDkF8sSg2lQ6MWsZoujafIxbEal0YdH8jz4vUZpoIX4jS5tGrannPpmCJ8/s1600/America+First.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="357" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVZVJd0X2hFTYvXMB80wJmLzportpEk0VtMyYgQsoMBK74OxTYKLrTLJf6ZSpBpW_SUPgAM4q2loK66mMKkCDkF8sSg2lQ6MWsZoujafIxbEal0YdH8jz4vUZpoIX4jS5tGrannPpmCJ8/s640/America+First.png" width="640"></a></div>
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<i>From this day forward, it's going to be only America First. America First.</i><br>
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つまり、「(<b>自分が大統領になった)今日からは、アメリカ第一だ</b>」。<br>
<br>
番組司会者が言葉を続ける。「仲良くやった方が無難なので、この小さい我が国をトランプに紹介することにしました。ある意味で、それが一番トランプにアピールできると思ったからです。」<br>
<br>
目が覚めたらまずテレビ、寝る前にもテレビ・・・という、テレビ大好き人間のトランプ大統領に訴えるには、ビデオという視覚メディアを使うのが最善というわけだ。<br>
<br>
(余談。先週、米MSNBCの早朝報道番組『Morning Joe』に出演中の下院議員が、いきなりカメラに向かって話しかけた。「大統領、あなたがこの番組を今見ていることを私は知っています。話があるから、電話ください」。番組の後、連絡があったとのことだ。大統領府でアポを取ろうとするより、テレビで直接呼びかけた方が早いなんて・・・。)<br>
<br>
そして、オランダの紹介ビデオが始まる。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2017/02/12.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-63641903145039104842017-01-15T23:00:00.000+02:002017-05-13T12:10:54.725+02:00有名ブランド名の意外な由来プレトリア大学日本研究センターのプログラムディレクターを務めていた2012年、ブランド名開発専門家の<b>横井恵子</b>氏を招いて講演会を開いたことがあった。「NTT DoCoMo」「りそな銀行」「あいおい損保」などの社名、「au(KDDI)」「BIGLOBE(NEC)」「XXIO/ゼクシオ(SRIスポーツ)」「AIRism(ユニクロ)」「CHAdeMO/チャデモ(トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車ほか)」などのブランド名の名付け親だ。<br>
<br>
横井氏曰く、人々の心に届く共感を得る名前を開発するには、「S・O・U・L」の視点で、名前に「SOUL(魂)」を込めることが大切。具体的には次の4点である。<br>
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<div style="padding-left: 3em;">
・<span style="color: red;">S</span>ensibility(感性):全体像を感性でつかむ<br>
・<span style="color: red;">O</span>riginality(個性):独自性を発揮できる要素を導き出す<br>
・<span style="color: red;">U</span>tility(実用性):顧客にとっての実用性を検証する<br>
・<span style="color: red;">L</span>ogic(論理性):言葉を論理的に組み立て説得性を高める<br>
<br></div>
世界の有名ブランド名も、この4つの条件を考慮しながら選ばれたのだろうか。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2017/01/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-87358783153481437312016-12-21T02:58:00.001+02:002016-12-21T02:58:58.982+02:00トルドーの気配り組閣 トランプの「ワニで沼地を満たす」組閣カナダの首相がかっこいい。<b>ジャスティン・トルドー</b>(Justin Trudeau)。フランス語読みでは<b>ジュスタン・トリュドー</b>。1971年クリスマス生まれの、もうすぐ45歳。去年第29代首相に就任したときは弱冠43歳だった。父親は第20・22代首相の<b>ピエール・トルドー</b>。父親が首相だったときに生まれ、一旦は教鞭を取るものの、父の死後政界入りした。<br>
<br>
見た目は「いいとこのお坊ちゃん」風キュート。これまで何度かインタビューを聞いた限りでは、頭脳明晰で進歩的、ユーモアがあり温かみに溢れる。「私はフェミニスト」と公言し、女性の地位向上に理解がある。堕胎に関しては「<b>プロチョイス</b>」(pro-choice)、つまり当事者である女性に選択の権利があるという立場。<br>
<br>
<b>大麻の合法化に賛成</b>。大麻の普及を促進したいわけではなく、合法化することによって、子供たちを公に守り、違法麻薬販売で儲けている犯罪者を一掃することが目的という。また、これまでないがしろにされてきた、<b>先住民の保護・援助</b>にも力を入れている。更に、先進国の間で反難民感情が高まる中、人道的な立場から<b>難民の受け入れに熱心</b>である。<br>
<br>
トルドー首相の理念は、組閣にはっきり表れている。適材適所、半数以上が女性(首相を除く閣僚29名のうち15名)、国の多様性を反映(シーク教徒4名、先住民2名など)、障害者2名、地域バランスへも配慮(全州から閣僚を選出)・・・。気配りの細かいこと!<br>
<br>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKNUWPNWBDhGTBRl-uBn06X0Vi3t7cYf3rF3vjFmNJVeyQiKprYOTfxTSX7jurpNaau_0rPFVJSK3UpqXB0cs1GqYzGCGDNHEl6aocwJwI8iJlWf6jQ7NWJ1CAy_HoTXAoFO1zYe6dilM/s1600/%25E3%2582%25AB%25E3%2583%258A%25E3%2583%2580%25E9%2596%25A3%25E5%2583%259A.jpg" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="276" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKNUWPNWBDhGTBRl-uBn06X0Vi3t7cYf3rF3vjFmNJVeyQiKprYOTfxTSX7jurpNaau_0rPFVJSK3UpqXB0cs1GqYzGCGDNHEl6aocwJwI8iJlWf6jQ7NWJ1CAy_HoTXAoFO1zYe6dilM/s400/%25E3%2582%25AB%25E3%2583%258A%25E3%2583%2580%25E9%2596%25A3%25E5%2583%259A.jpg" width="400"></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">トルドー首相(最前列中央)と閣僚たち</td></tr>
</tbody></table>
<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2016/12/blog-post_21.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-64380235912596888042016-12-12T16:09:00.000+02:002016-12-12T16:09:20.095+02:00どの国も世界一! 日本は「高級料理」、アメリカは「スパムメール」、心優しいのは?GDP、国土面積、人口、幸せ度、平均寿命、教育程度・・・。国のランキング付けには色々ある。調べれば、どんな国だって、何らかの分野で「世界一」なのではないか。<br>
<br>
そんな思いから生まれたのが「<b><a href="http://www.informationisbeautiful.net/visualizations/because-every-country-is-the-best-at-something/" target="_blank">インターナショナル・ナンバーワンズ</a></b>」(International Number Ones)。<b>デイヴィッド・マッキャンドレス</b>(David McCandless)が「<a href="http://www.informationisbeautiful.net/" target="_blank">information is Beautiful</a>」というウェブサイトに、2009年から発表している。<br>
<br>
最新の2016年版はこれ。<br>
<br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjsWPnzg0g1dYdUyzjKQaruJrxnwxXHwujz05-RmUcaAxr2U3-PQ79eaGNctwwe6zxW6MDanDuD7fgXPVXBLbCdrG4sulRxXi4K1-NXQRz3DCbtit7hUNqQ7uyZD9s0oDAkb5A-q0TnLCc/s1600/2552_IIB_International-Number-Ones-2016-1.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="584" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjsWPnzg0g1dYdUyzjKQaruJrxnwxXHwujz05-RmUcaAxr2U3-PQ79eaGNctwwe6zxW6MDanDuD7fgXPVXBLbCdrG4sulRxXi4K1-NXQRz3DCbtit7hUNqQ7uyZD9s0oDAkb5A-q0TnLCc/s640/2552_IIB_International-Number-Ones-2016-1.png" width="640"></a></div>
<br>
<br>
データはCIA、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)、ブルームバーグ(Bloomberg)、国連、エコノミスト(The Economist)、世銀、ロイター(Reuters)、BBC、フォーブズ(Forbes)、ガーディアン(The Gardian)、ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)その他の資料から収集・集計したという。<br>
<br>
ランキングの元になった数字の殆どは、国民一人当たり、または人口に対する割合。中には、「総人口」など、国全体の合計もある。<br>
<br>
日本は「<b>高級料理</b>」(Haute Cuisine)で世界一。理由は、世界のどの国よりもミシュラン3つ星レストランが多いから。<br>
<br>
私が住む南アフリカは「<b>プラチナ</b>」(Platinum)。実は、2016年版が最初に発表された時には「<b>死</b>」(Death)だった。その後、最新データが公表され、不名誉な第1位から免れたらしい。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2016/12/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-4582460303291703452016-11-30T21:03:00.000+02:002017-05-13T12:26:50.114+02:00シャツのボタンの位置が男女で違うのはなぜ?着物の衿は左側が上に来る。男女で違いはない。ところがシャツ、ジャケット、コートなどは男女で異なる。男性用はボタンが右側(左側の衿が上)、女性用は左側(右側の衿が上)にあるのだ。一体なぜだろう。<br><br>いろいろ説はあるけれど、実際の理由はよくわからないらしい。<br><br>男性の場合、ジャケットなどの下に銃を携帯していたから、と考える歴史家が多い。右利きの人間が大多数だから、右手で銃を抜きやすくするため、ボタンを右側につけたというわけである。<br><br>でも、銃が一般的になる前から、左衿が上だった。<br>
<br>
『A Gentleman's Wardrobe』の著者ポール・キアーズ(Paul Keers)は、「剣を体の左腰に携行していたため」と考える。ボタンが左側、つまり右衿が上だと、剣を抜くとき手が引っかかる可能性があるからだ。慌てて剣を抜こうとして手が引っかかり、それが命取りになるかもしれない。<br>
<br>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjY8u9bvbujCYbsFH5qkjXVkLZQtbro0gjts2dgwf5X4Ly5jl95udEmAiJUEOWxXTIdoBzNjnAQF587058NPK8-KIVMDfQ-4d7_-6hW9vInZLRLZFBI_vwEuQpRT7smOLDdTQtNPbYy-d8/s1600/%25E3%2583%258A%25E3%2583%259D%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25AA%25E3%2583%25B3.png" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjY8u9bvbujCYbsFH5qkjXVkLZQtbro0gjts2dgwf5X4Ly5jl95udEmAiJUEOWxXTIdoBzNjnAQF587058NPK8-KIVMDfQ-4d7_-6hW9vInZLRLZFBI_vwEuQpRT7smOLDdTQtNPbYy-d8/s1600/%25E3%2583%258A%25E3%2583%259D%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25AA%25E3%2583%25B3.png"></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ボタンが逆についていたら、右手が突っ込めなくて困ったであろうナポレオン</td></tr>
</tbody></table>
<br>では、女性の場合はどうか。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2016/11/blog-post_30.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-69836437062543166692016-11-24T22:59:00.000+02:002016-11-25T08:25:49.480+02:00グリーンランドの本当の大きさ 地図で遊ぶ三次元の地球を二次元の地図に置き換えると、当然のことながら面積・角度・距離のどこかに歪みが生じる。<br>
<br>
普段、よく目にする世界地図は<b>メルカトル図法</b>(Mercator projection)。フランドル(現ベルギー)出身の地理学者<b>ゲラルドゥス・メルカトル</b>(Gerardus Mercator)が1569年に発表した<b>正角円筒図法</b>(cylindrical map projection)だが、メルカトルが発案者ではないらしい。等角航路が直線で表されるため、海図・航路用地図として重宝されてきた。だが、面積が不正確という欠点がある。なにしろ、点になるはずの北極点と南極点が無限大に広がるのだから。<br>
<br>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguvpwhzCNg_oo04LO6BPsaWwpNkSVCmUlN4yi5okrvMxbF4i86BnGCNGcJ-VVc3NeAe0c-m9D9VPjCyn32ydKAdmiUayK4HemSjG7TYDRHQaJEB2So636XebZTdtDmQPZ0j_EyQbWe48U/s1600/Mercato+projection.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="542" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguvpwhzCNg_oo04LO6BPsaWwpNkSVCmUlN4yi5okrvMxbF4i86BnGCNGcJ-VVc3NeAe0c-m9D9VPjCyn32ydKAdmiUayK4HemSjG7TYDRHQaJEB2So636XebZTdtDmQPZ0j_EyQbWe48U/s640/Mercato+projection.jpg" width="640"></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">メルカトル図法(<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/Mercator_projection" target="_blank">Wikipedia</a>)</td></tr>
</tbody></table>
<br>
面積がめちゃめちゃというのは、頭では分かっているものの、長年見慣れてきた地図だから、どの程度実際の大きさと異なるのか、実感が湧かない。<br>
<br>
地図の投影法による歪みを視覚的に表現する「<b>テイソーの指示楕円</b>」(Tissot's indicatrix)をメルカトル図法の地図に入れるとこんな感じ。同じ大きさを表す赤丸が、上下に向かうほど随分大きくなる。<br>
<br>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9uQYJIQxTzy5DADOapxV32Iy-_0AjSz8sVg6WqSUIN-F8pejxgURPImzNpgQS6I7lFaMokAo6WqlUYsEv547JMwIlix5-_ypMxe8RYuoN6h-dWiU_Uf149DS4XkUWkLUyxnBoTetVY9s/s1600/%25E3%2583%2586%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25BD%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E6%258C%2587%25E7%25A4%25BA%25E6%25A5%2595%25E5%2586%2586Tissot_mercator.png" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9uQYJIQxTzy5DADOapxV32Iy-_0AjSz8sVg6WqSUIN-F8pejxgURPImzNpgQS6I7lFaMokAo6WqlUYsEv547JMwIlix5-_ypMxe8RYuoN6h-dWiU_Uf149DS4XkUWkLUyxnBoTetVY9s/s1600/%25E3%2583%2586%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25BD%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E6%258C%2587%25E7%25A4%25BA%25E6%25A5%2595%25E5%2586%2586Tissot_mercator.png"></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">テイソーの指示楕円(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AB%E5%9B%B3%E6%B3%95" target="_blank">Wikipedia</a>)</td></tr>
</tbody></table>
<br>
簡単に実際の大きさを比較できるソフトでもないかと探したら・・・あった、あった!<br>
<br>
「<a href="http://thetruesize.com/">thetruesize.com</a>」。本当の大きさドットコム!<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2016/11/blog-post_24.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-79396072942004052472016-11-18T16:50:00.000+02:002017-12-07T16:27:03.235+02:00柵になるかもしれないトランプの壁11月13日、米CBS「60 Minutes」(シックスティ・ミニッツ)が<b>ドナルド・トランプ</b>(Donald Trump)の独占インタビューを放映した。2000万人ものアメリカ人が見たという。第45代アメリカ合衆国大統領に選出されてから、初めてのテレビインタビューだ。インタビュアーは1991年から「60 Minutes」で働くベテランジャーナリスト、<b>レスリー・スタール</b>(Lesley Stahl)。<br>
<br>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiGRSuBPNLC1trkO-nIvkmEzeJbt3R4GerjqR1recs02gwlRVJKY9Ip6A3dawXk1xiU_rciTM67FNWbFsU4FVLLD6gqp-MjiRV-0myx50W7uisUWcSQCl2-kZN2w6RJjpa0xnOzBJjui1M/s1600/Donald+Trump+in+60+Minutes.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="427" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiGRSuBPNLC1trkO-nIvkmEzeJbt3R4GerjqR1recs02gwlRVJKY9Ip6A3dawXk1xiU_rciTM67FNWbFsU4FVLLD6gqp-MjiRV-0myx50W7uisUWcSQCl2-kZN2w6RJjpa0xnOzBJjui1M/s640/Donald+Trump+in+60+Minutes.jpg" width="640"></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">「60 Minutes」の撮影現場(<a href="http://xn--n8jn0b9dcc0a0n3cn67duf7i6er957d122b/" target="_blank">CBS News</a>)</td></tr>
</tbody></table>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br>
選挙運動期間中、トランプはかなり無責任で扇動的な公約を繰り返した。それを信じて投票した人も多いだろう。選挙公約をどの程度実現するつもりか、支持者にとっても、反対者にとっても気になるところ。<br>
<br>
トランプの姿勢・考えと公約をまとめてみる。<br>
<br>
1.移民問題<br>
現状では、外国人はチェックもなく米国に入り放題。テロリストも野放し。犯罪者やレイピストを送って来ている<b>メキシコとの国境に、高くて厚い壁を築き、費用はメキシコに出させる</b>。<b>1000万人以上の不法移民を子供も含め国外退去</b>させる。<b>イスラム教徒の入国を一時的に全面禁止</b>する。<br>
<br>
2.ヒラリー・クリントンのEメール問題<br>
大統領に就任したら直ちに、<b>特別捜査班を任命し、ヒラリーを有罪にして投獄する</b>。<br>
<br>
3<b>.</b>国民健康医療制度<br>
2000万人の国民をカバーする通称「<b>オバマケア</b>」(Obamacare)は「<b>完全な失敗</b>」(total disaster)なので<b>撤廃</b>する。<br>
<br>
4.外交<br>
<b>プーチン、フセイン、金正恩などの独裁者は素晴らしい</b>。<b>クリミア自治共和国のロシア強制編入は問題ない</b>。ロシアと協力して、イスラム国を倒す。<b>テロリストは家族まで殺すべき</b>。<b>拷問OK</b>。<b>分担金を払っていないNATO加盟国が苦境に陥っても助けない</b>。<b>日本、韓国が自衛できるよう、核兵器を持たせてもよい</b>。(最後の点に関しては、選挙後「言っていない」と否定しているが、インタビューに答えて明言している映像がしっかりある。確言した映像や音声が証拠としてあるのに、平気な顔をして「言っていない」と否定するのは、トランプにはよくあること。)<br>
<br>
5.経済・貿易<br>
アメリカの産業・経済を復興させるため、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)やNAFTA(北米自由貿易協定)から<b>脱退</b>し、輸入品への関税を大幅に引き上げる。所得税の課税方法をシンプルにし、<b>富裕層の所得税率を大幅に下げ、遺産税を撤廃</b>する。<br>
<br>
6.国内政治の改革<br>
腐りきっている政治を一新する。<b>自分ほどアメリカの政治システムに精通している者はいないから、自分だけが改革できる</b>。<br>
<br>
7.人権<br>
妊娠中絶に反対。<b>中絶した女性は罰せられるべき</b>。最高裁の裁判官は、中絶反対派を選ぶ。<br>
<br>
8. 環境<br>
<b>地球温暖化は科学者の支持を得ていない空論</b>。<br>
<br>
・・・などなどなど。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2016/11/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-82072134540567872612016-08-07T23:28:00.000+02:002016-08-08T01:34:44.209+02:00ドナルド・トランプの壁「<b>不法移民の入国を阻止するために、アメリカ・メキシコの国境に防壁を築く</b>」と息巻いていた<b>ドナルド・トランプ</b>(Donald Trump)が、米共和党の大統領候補に指名されてしまった。共和党の党大会での指名受諾演説でも、「壁を築く」ときっぱり。<br>
<br>
トランプは「<b>建設費用はメキシコに負担させる</b>」と断言するが、メキシコ政府は「<b>絶対払わない</b>」。<br>
<br>
メキシコに無理やり払わせる妙案でもあるのか。メキシコが払わないとしたら、誰が負担するのか。そもそも、3200キロにわたる国境に壁を建設するのに、一体いくらかかるのか。<br>
<br>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxdbmDoJao5Wy_Wh2uD1z1vzvkE6NHO3S_V3GWZEwk1quvYeAzTbIZ7LuO2NFvJMezzZVKZNIfq9gkneth6l5tg4x4JKJHZxFcwVljh0PR4oEPzR90h-y5RhIvjdJ9nXffzZsyTQhjkCo/s1600/%25E3%2583%2588%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2597%25E3%2582%25A6%25E3%2582%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB1.png" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="380" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxdbmDoJao5Wy_Wh2uD1z1vzvkE6NHO3S_V3GWZEwk1quvYeAzTbIZ7LuO2NFvJMezzZVKZNIfq9gkneth6l5tg4x4JKJHZxFcwVljh0PR4oEPzR90h-y5RhIvjdJ9nXffzZsyTQhjkCo/s640/%25E3%2583%2588%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2597%25E3%2582%25A6%25E3%2582%25A9%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB1.png" width="640"></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">(<a href="http://www.economist.com/blogs/graphicdetail/2016/07/daily-chart-16" target="_blank">Economist.com</a>)</td></tr>
</tbody></table>
<br>
米<b>バーンスタイン・リサーチ</b>(Bernstein Research)の最新レポートによると、リオ・グランデ川など天然の国境のおかげで、壁を建設する必要があるのは国境の約半分。そこに高さ12メートルの壁を築くには、7億1100万ドル相当のコンクリートと2億4000万ドル相当のセメントが必要。工賃を含めると、150億ドルから250億ドルの費用がかかるという。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2016/08/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-21669781173947893962016-06-19T12:58:00.001+02:002017-05-13T12:26:50.092+02:00ジャンケン必勝法「<b>これがジャンケンで必ず勝つ方法</b>」(<a href="http://www.iflscience.com/editors-blog/how-to-win-at-rock-paper-scissors/" target="_blank">Here's How To Always Win At Rock, Paper, Scissors</a>)というウェブページリンクを目にして、「そんなうまい話はないだろう」と思いつつも、好奇心に勝てず開けてしまった。因みに、「ジャンケン」のことを英語では「rock, paper, scissors」(石、紙、はさみ)という。<br>
<br>
ジャンケンに勝つためには、手を出す<b>パターン</b>、相手の<b>心理</b>、そして<b>統計</b>に精通する必要があるという。<br>
<br>
まずパターン。「<b>世界ジャンケン協会</b>」(World Rock Paper Scissors Society)によると、<b>ジャンケンの素人、特に男性は最初に「グー」を出す傾向がある</b>。英語で「グー」にあたる「石」には「強い」というイメージがあるためというが、「石」という言葉のイメージなのだろうか、拳に対するイメージなのだろうか。もし前者だとすると、日本人には当てはまらないパターンかも。<br>
<br>
とりあえず、この記事の通り、素人は最初に「グー」を出す傾向があるとすると、素人相手には「パー」を出せば勝つ確率が高くなる。<br>
<br>
玄人(ジャンケンの玄人ってあるんだろうか?)は素人が「グー」を出しやすいことを経験的に知っているから、素人を相手にする玄人は「パー」を出す傾向にある。従って、玄人を相手にする素人は「チョキ」を出すと勝つ確率が高い。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2016/06/blog-post_19.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-89065210961858544422016-06-14T23:11:00.000+02:002017-05-13T12:26:50.143+02:00最強のスーパーヒーローは誰?今年公開された『<b>バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生</b>』(Batman v Superman: Dawn of Justice)ではバットマンとスーパーマンが戦ったけど、数ある<b>スーパーヒーロー</b>のうち最も優れているのは誰だろう? 「いずれも架空の存在なのだから、何を馬鹿げたことを!」なんて言わないで。ちゃんと学術的に研究されているのである。<br>
<br>
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2TgRY9J87pdzAJxcp1M2Ua7StiweDm6VIWJDPD_fQ4YDcMLdHVc4ySSgUErpkANYLnJ-Wdvnz_OwN5pwLKyMCiOvkPSFUrw1iiMEoxgol7cb2dJq4_Ggq2-2WNzFCWo1ur1NzDiDScXU/s1600/extra_large-1465834245-cover-image.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2TgRY9J87pdzAJxcp1M2Ua7StiweDm6VIWJDPD_fQ4YDcMLdHVc4ySSgUErpkANYLnJ-Wdvnz_OwN5pwLKyMCiOvkPSFUrw1iiMEoxgol7cb2dJq4_Ggq2-2WNzFCWo1ur1NzDiDScXU/s640/extra_large-1465834245-cover-image.jpg" width="640"></a><br>
<br>
英<b>レスター大学</b>(University of Leicester)の学生が2009年から2016年の間、学術誌に発表した数多くの論文を基に、スーパーヒーローの能力を科学的に分析した研究チームがいるのだ。(スーパーヒーローに関する論文が数多く生まれているなんて、レスター大学って楽し~い。)<br>
<br>
研究をまとめたのがこの表。<br>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgINf7qNhRUfin9XX2hx0YiqCdddwQSsWM_EvF0WSrqQ8Lr34dwt2tWy39FfmrI5ui1E88cqAOvp8E7t-SMMuWpseWSEaXB0jRcE5vTYe036jYRjHQpqozS-6Cc0pNR4_vLlxEsGnh9LLs/s1600/content-1465826491-final-superpower-chart.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="198" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgINf7qNhRUfin9XX2hx0YiqCdddwQSsWM_EvF0WSrqQ8Lr34dwt2tWy39FfmrI5ui1E88cqAOvp8E7t-SMMuWpseWSEaXB0jRcE5vTYe036jYRjHQpqozS-6Cc0pNR4_vLlxEsGnh9LLs/s640/content-1465826491-final-superpower-chart.jpg" width="640"></a></div>
<br>
対象となったスーパーヒーローは、左から<b>スーパーマン</b>(Superman)、<b>ウルヴァリン</b>(Wolverin)、<b>ミスティーク</b>(Mystique)、<b>マイティ・ソー</b>(Thor)、<b>フラッシュ</b>(The Flash)、<b>スパイダーマン</b>(Spiderman)、<b>バットマン</b>(Batman)、<b>リザード</b>(The Lizard)、<b>アイアンマン</b>(Iron Man)、<b>シルバーサーファー</b>(Silver Surfer)、<b>ブラックボルト</b>(Black Bolt)、<b>アイスマン</b>(Iceman)の12人。(『Xーメン』のひとりに過ぎないミスティークや『アメイジング・スパイダーマン』の悪役、リザードが「スーパーヒーロー」に入っているのが、研究者の好みを暗示している。)<br>
<br>
縦に<b>特別な力</b>(「スピード」「破壊力」「安全に移動する能力」など13項目)と<b>弱点</b>(「長時間パワーが維持できない」「移動方法が危険」など6項目)をリストアップし、スーパーヒーローを比較検討したところ、特別な力を7つ持ち、弱点がひとつしかない<b>スーパーマンが一番優れている</b>という結論に達した。<br>
<br>
その他にも、細かい分析結果が出ている。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2016/06/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-61117958727380030932015-12-10T23:05:00.000+02:002017-05-13T12:31:30.234+02:00異文化コミュニケーションに役立つベストセラー 『When Culture Collide』<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiucaV30_54ZZXkCsUzjNfOHDu7jfL2Af4nzeT-1r-1f0SXPQos8K2PfcD71Yv7dFUCN_BAoxBd6tWrzk_DEeW5y-39JCth0wcKSNIG2R2CRxh_wdBF6aNS7KMNeiZg-mYrQZH50AK_dHE/s1600/When+Cultures+Collide.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiucaV30_54ZZXkCsUzjNfOHDu7jfL2Af4nzeT-1r-1f0SXPQos8K2PfcD71Yv7dFUCN_BAoxBd6tWrzk_DEeW5y-39JCth0wcKSNIG2R2CRxh_wdBF6aNS7KMNeiZg-mYrQZH50AK_dHE/s320/When+Cultures+Collide.jpg" width="243"></a>「国際化」=「英語が話せること」<br>
<br>
こんな単純な図式で物事が進まないことは、他国のビジネスマンと交渉したことがある人や、外国に支社や工場を設立した会社は痛感しているだろう。相手のコミュニケーション方法がわかっていれば、ビジネス交渉や外国人従業員の取り扱いがかなり楽になるはず。<br>
<br>
そう思っている人の強い味方がこの本。<b>リチャード・ルイス</b>(Richard Lewis)著『<i>When Culture Collide</i>』(文化が衝突する時)。初版は1996年で現在第3版が出ている。<b>100万部以上売れた大ベストセラー</b>だが、邦訳はないみたい。(邦訳を出したい出版社はいませんか? 訳しますよ。)『ウォールストリート・ジャーナル』紙が「<b>世界経済をナビするロードマップの決定版</b>」(an authoritative roadmap to navigating the world's economy)と呼ぶ本だ。<br>
<br>
リチャード・ルイスは、10か国語を話すイギリスの言語学者。<b>ステレオタイプの危険性を認識しながらも、国による違いは確かにある</b>という。<br>
<br>
ルイスは「<b>リニア・アクティブ</b>」(linear-actives)、「<b>マルチ・アクティブ</b>」(multi-actives)、「<b>リアクティブ</b>」(reactives)という3つのカテゴリーを使って、国民性を分析する。<br>
<br>
<ul>
<li>リニア・アクティブ・・・計画し、予定を立て、オーガナイズし、予定に従って行動する。一度にひとつのことをする。ドイツ人やスイス人など。</li>
</ul>
<br>
<ul>
<li>マルチ・アクティブ・・・一度に多くのことを同時に行う、活発で饒舌な人々。時系列のスケジュールではなく、スリルや重要性に従って優先順位をつける。イタリア人、中南米人、アラブ人など。</li>
</ul>
<br>
<ul>
<li>リアクティグ・・・礼儀正しさや他人への敬意を重要視する文化。話し相手の言うことに静かに穏やかに耳を傾け、相手の提案に注意深く対応する。中国人、日本人、フィンランド人など。</li>
</ul>
<br>
これらの特徴は文化や伝統に深く根ざしているため、政治経済の状況が突然変わってもあまり影響を受けないという。<br>
<br>
この3つのカテゴリーを元に、世界各国を位置づけしてみたのがこの図。青がリニア・アクティブ、赤がマルチ・アクティブ、黄色がリアクティブ。<br>
<br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkMNpntVC16QOIuNG0YujXS_t-uMoH1ZVmTwS2BneRk7sySYLSoZuKqpJWzpfeJJmce1uGPAb4HXtzdb8NQ2f9J_mZLikBdeuengRjVsx17iGKm6Nxlk1ZD0SZHr-zDrHNz9qsRtCIs6U/s1600/the_lewis_model_712.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="471" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkMNpntVC16QOIuNG0YujXS_t-uMoH1ZVmTwS2BneRk7sySYLSoZuKqpJWzpfeJJmce1uGPAb4HXtzdb8NQ2f9J_mZLikBdeuengRjVsx17iGKm6Nxlk1ZD0SZHr-zDrHNz9qsRtCIs6U/s640/the_lewis_model_712.jpg" width="640"></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEigpb6WOlkQ_TiPnmnyjS-1nbr8Fq16T4hLNw2ZlPfG4JP3Z419fOUpkt-42hK0FXbesvKFVp0HqIyxC51W7B7amywB10EHn7JfPiTRnOW6vgh2f1syHnh-hnttX6OUVrFn59l5Sf4B31I/s1600/USA.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><br></a></div>
国民性が違うと、コミュニケーションの方法も異なる。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/12/when-culture-collide.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-86656714109498594332015-11-21T22:24:00.000+02:002017-05-13T12:31:30.239+02:00世界の文化をチャートで説明する「<b>文化</b>」と一口に言っても、意味するところは多種多様。あまりにも多くの要素を含んでいる。<br>
<br>
例えば、<b>広辞苑</b>はこう定義する。<br>
<br>
<blockquote class="tr_bq">
「人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む。文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活にかかわるものを文化と呼び、技術的発展のニュアンスが強い文明と区別する。」</blockquote>
<br>
これを<b>チャー</b>トで表そうという無謀な学者がいる。米ミシガン大学(University of Michigan)の<b>ロナルド・イングレハート</b>(Ronald Inglehart)と独ルエパナ大学(Luephana University)の<b>クリスティアン・ヴェルツェル</b>( Christian Welzel)だ。<br>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJ5SG4EjKtBTXPoRCj0EwO1zbuk-W7L3Z62i57BW-iDMWYgyeqTBdnQuIX2Ap3SZrSc0UQPgAxkTye2nXm4xhJ3mVjvKsSW9_MAnO2RHeT3nPK-UZpoLxiZwviXo87OrG6h5Q1oimxBS0/s1600/inglehart_values_map2.svg.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="554" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJ5SG4EjKtBTXPoRCj0EwO1zbuk-W7L3Z62i57BW-iDMWYgyeqTBdnQuIX2Ap3SZrSc0UQPgAxkTye2nXm4xhJ3mVjvKsSW9_MAnO2RHeT3nPK-UZpoLxiZwviXo87OrG6h5Q1oimxBS0/s640/inglehart_values_map2.svg.png" width="640"></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">(<a href="http://www.businessinsider.com/inglehart-welzel-culture-map-2014-7" target="_blank">Business Insider</a>)</td></tr>
</tbody></table>
<b> </b><br>
縦軸と横軸の両方の真ん中がゼロという複雑なチャート。縦軸は宗教、親子関係、権威などの<b>伝統的価値</b>(マイナス部分)とリベラルな<b>世俗的合理的価値</b>(プラス部分)を表している。伝統的価値を重んじる人々は離婚、堕胎、安楽死、自殺などを否定する。<br>
<br>
横軸は<b>サバイバル価値</b>(マイナス部分)と<b>自己表現価値</b>(プラス部分)を表している。サバイバル価値は経済的また身体的安全を重視し、信頼や寛容と程遠い。自己表現価値は環境保護、性の平等、外国人や同性愛好者への寛容などを重んじる。<br>
<br>
日本は世界のどの国よりも世俗的合理的価値を重視する一方で、横軸はゼロに近いニュートラルである。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/11/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-54924143108817179352015-10-11T22:51:00.000+02:002017-05-13T12:16:36.564+02:00コウモリとナマケモノ 逆さになってもなぜ頭がクラクラしないのか逆さま状態が続くと、頭に血が上ってクラクラする、というのは常識。<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E3%81%95%E5%90%8A%E3%82%8A" target="_blank">ウィキペディア</a>には「逆さ吊りの状態が長時間に渡るものであった場合、血圧の急上昇による<b>血管の破裂</b>、又は胃袋から逆流した吐寫物が気道を抑えた事による<b>窒息死</b>などが発生する確率が高い」とある。クラクラどころではない。死につながる怖い活動なのだ。<br>
<br>
しかし、逆さまになって平気そうな動物もいる。すぐに頭に浮かぶのが<b>コウモリ</b>と<b>ナマケモノ</b>。大丈夫なのだろうか。<br>
<br>
『<a href="http://news.nationalgeographic.com/2015/08/150829-animals-science-sloths-bats-health-biology/" target="_blank"><b>ナショナル・ジオグラフィック</b></a>』(National Geographic)でその答えを見つけた。<br>
<br>
まず、なぜ逆さになると頭がクラクラするのか。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/10/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-61901605944603904822015-09-25T23:35:00.000+02:002017-05-13T12:26:50.118+02:00スマホの代わりに諦めるもの EU諸国で調査日本を出て28年になる。たまに日本に行くと、変わるもの、変わらないものに気がつきがちだ。<br>
<br>
そんなに遠い昔でもない頃、東京の地下鉄や電車では、多くの人が本や雑誌を広げて読んでいた。携帯電話が世界中で普及をし始め、ヨーロッパやアフリカでSMSを送ることが普通になった頃、日本ではまずPHPによる<b>ショートメール</b>、その後は<b>携帯メール</b>が一般的になり、電車内で魔術師のように指を動かし、メッセージを送っている若者が目についた。<b>スマートフォン</b>が一般的になった今では、紙の媒体を読む人を電車で見かけることが稀になった。小型パソコンを常時携行しているようなもので、メール、ゲーム、ネット、読書などがすべてスマホで出来てしまう。<br>
<br>
現在では、世界の多くの地域で、<b>スマートフォン以外の携帯電話を入手する方が難しい</b>。私が住む南アフリカでもそうだ。出先にまでネットや電話に追いかけられたくない私は、携帯電話でデータ通信をしないどころか、電話としても緊急の場合以外使っていない。(電話自体があまり好きでないので、電話線を使った電話ですら殆どかけない。)だから、超シンプルな、あまりごちゃごちゃ機能のついていない機種で十分なのだが、選択肢がないため、データ通信をしないのにスマホを使っている。(南ア市場で一番安い「<b>マイクロソフトルミア</b>」!)<br>
<br>
しかし、周りを見渡すと、そんな偏屈なのは私ひとり。どんなメカに弱い友人でも、スマホでメールし、ネット検索し、写真を送り、<b>ワッツアップ</b>(WhatsApp)でメッセージを送っている。(南アでは<b>ライン</b>は無名で、一般的なのはワッツアップ。)<br>
<br>
ある日突然スマホが使えなくなったら、途方に暮れる人が多いのでないか。<br>
<br>
そこで、コンサルタント会社BCGがEU各国で「<b>携帯ネットを一週間諦めるくらいなら、何を諦めますか</b>」というアンケート調査を行った。<br>
<br>
その結果がこれ。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/09/eu.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-50328781851921407062015-09-16T18:40:00.000+02:002017-05-13T12:16:36.560+02:00九死に一生を得た猫 中国で食肉になる寸前に救出出る釘は打たれるというけれど、目立って良いこともある。<br>
<br>
その好例が、この写真の猫。<br>
<br>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjScPhR9_bGCaGCEfLu30bYy8rhQPhIHEiFYbkGfF9mnuGlQGPUE9VHqsV9lblKYM_gmgy-nSMpplwIcYfgFvj5qG34evOtgiC88NdQaMY8Iqx_a4QM2RJyd6O93xUgVEA7ul3H6z2TIOk/s1600/Huru1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="425" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjScPhR9_bGCaGCEfLu30bYy8rhQPhIHEiFYbkGfF9mnuGlQGPUE9VHqsV9lblKYM_gmgy-nSMpplwIcYfgFvj5qG34evOtgiC88NdQaMY8Iqx_a4QM2RJyd6O93xUgVEA7ul3H6z2TIOk/s640/Huru1.jpg" width="640"></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">(<a href="http://www.hsi.org/" target="_blank">Humane Society International</a>)</td></tr>
</tbody></table>
<span id="goog_72947500"></span><span id="goog_72947501"></span><br>
その他大勢とは一線を画して、必死に柵にしがみつくこの形相。この中で数匹の命しか助けられないとしたら、やっぱりこの子に目が行く。<br>
<br>
この猫たちは「<b>玉林荔枝狗肉节</b>」(The Lychee and Dog Meat Festival)のために、食肉となるべくして集められた。「玉林荔枝狗肉节」とは<b>広西チワン族自治区玉林市</b>(人口約700万人)で、夏至ごろの約10日間行われるお祭り。「<b>暑さをしのぐために</b>」(!?!)ライチと犬の肉を食べるという。期間中、<b>1万-1万5千</b>の犬が食肉になると推定されている。<br>
<br>
そして、なぜか、<b>お祭りの名前に入っていない猫も犠牲になっている</b>。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/09/blog-post_16.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-73167004864218120522015-09-06T21:29:00.000+02:002017-05-13T12:26:50.134+02:00国や地域によってこんなに違う 若くして死ぬ原因<b>毎日世界中で約15万人が死亡している</b>。しかし、どの年齢で、どのように死ぬかは、その人がどの国に生まれ育ったかに左右されるという。<br>
<br>
<b>ワシントン大学</b>(University of Washington)の医療研究機関「IHME」(Institute for Health Metrics and Evaluation)」では、世界保健機関(WHO)のために「GBD」(The Global Burden of Diseases, Injuries, and Risk Factors Study)という調査を実施している。 世界108か国、計千人以上の科学者の協力を得て、病気の現状と傾向を調査するものだ。<br>
<br>
GBDでは2013年の国別「<b>損失生存年数</b>」(Years of Life Lost)を発表した。「損失生存年数」とは「早死によって失われた潜在的な年数」のこと。<br>
<br>
「早死によって失われた年数」=「現実的に見て、生きる可能性がある最長年齢」-「実際の死亡年齢」<br>
<br>
例えば、86歳まで生きる可能性のある人が交通事故で21歳で死んだ場合、86-21=65が「早死により失われた年数」と計算される。数が大きいほど、早すぎる死を迎えたことになる。<br>
<br>
「生きる可能性がある最長年齢」とは「標準平均寿命」(standard life expectancy)のこと。「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%AA%BF%E6%95%B4%E7%94%9F%E5%91%BD%E5%B9%B4" target="_blank">ウィキペディア</a>」には「日本人の平均余命が世界で最も長いので、日本人の平均余命が早死の評価の基準値として使われている」とあるが、本当だろうか。<br>
<br>
GBDが注目したのは「失った人生」の長さばかりではない。<b>早死の原因</b>も分析した。その結果がこれ。(画像はすべて<a href="https://www.youtube.com/watch?v=aQO_oexCm5s" target="_blank">Vox「The #1 reason people die early, in each country」</a>から)<br>
<br>
<br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgHn2Q6u15OJsYsXgHkE9eBI_KxPMbFW1rINDezGULrGh3tvD7j7Ba-nvFcLkKw0atJ-s2KDzDgyoTovWLpL71ZiMuhT3FHj4-74Aq9gYp5zYQaTKucsxartIuncUQd-kjSc7_Uv3nmzvM/s1600/%25E7%25B7%258F%25E8%25AB%2596.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="405" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgHn2Q6u15OJsYsXgHkE9eBI_KxPMbFW1rINDezGULrGh3tvD7j7Ba-nvFcLkKw0atJ-s2KDzDgyoTovWLpL71ZiMuhT3FHj4-74Aq9gYp5zYQaTKucsxartIuncUQd-kjSc7_Uv3nmzvM/s640/%25E7%25B7%258F%25E8%25AB%2596.png" width="640"></a></div>
<br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<b>アフリカ</b>では肺炎、下痢、マラリアなど、<b>医療制度が整った国では簡単に治療できる病気が死因のナンバーワン</b>になっている。しかも、<b>死者10名のうち4名が15歳未満</b>。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/09/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-60539122373390192742015-08-24T17:51:00.001+02:002015-08-24T17:51:39.573+02:00サンタさん、失業の危機!一週間以内に負債を返済しなければ、サンタさんが破産する!?!<br><br>そもそも、なんでサンタクロースに負債があるの? そういえば、世界中の子供たちにプレゼントを買う資金はどこから調達するのだろう?<br><br>・・・とかマジで心配しそうになる。<br><br>* * * * * * *<br><br>フィンランドの北極圏に位置する町<b>ロヴァニエミ</b>(Rovaniemi)でサンタさんに会ったことがある。<br><br>ロヴァニエミはサンタクロースが住む町として有名だ。空港に着いた途端、「<b>サンタクロースのオフィシャル空港</b>」という標識が迎えてくれる。<br>
<br>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEil5wSTT5LbIeYA941pQ6G59Ov_4opjc5kazX30CjSkjbTWlrA0tYCQq9zZcBCVXpo_UmILvSy5CNM7CFpqRu6kMGfvKWtT__e45SGdpUn6rPqnQ7VWdGkZ6H9a28pQOkvZ5cH8_1zcw1U/s1600/Rovaniemi%252C+Airport.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEil5wSTT5LbIeYA941pQ6G59Ov_4opjc5kazX30CjSkjbTWlrA0tYCQq9zZcBCVXpo_UmILvSy5CNM7CFpqRu6kMGfvKWtT__e45SGdpUn6rPqnQ7VWdGkZ6H9a28pQOkvZ5cH8_1zcw1U/s400/Rovaniemi%252C+Airport.jpg" width="400"></a></div>
<br><b>サンタクロース中央郵便局</b>もある。世界各国からサンタさんへ出された手紙はここに届き、サンタさんから返事はここから出される。(フィンランド宛てに国際郵便で出さないと、各国の郵便局で処理されてしまうらしいから要注意。)<br>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaezDs7wR4Ci437QrTqhUx-F9paGToBTQOAATqZU1XHX9zneIoxBbL5UYwR6-d-IA8PSXjAEmGn8IkRDeNdxt85_CiXIX_GE3QXxLeMfNiO7bR20DehR0HApKmlPLzapKM6y-xUbdWo2c/s1600/Rovaniemi%252C+Santa+Claus+Main+Post+Office.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhaezDs7wR4Ci437QrTqhUx-F9paGToBTQOAATqZU1XHX9zneIoxBbL5UYwR6-d-IA8PSXjAEmGn8IkRDeNdxt85_CiXIX_GE3QXxLeMfNiO7bR20DehR0HApKmlPLzapKM6y-xUbdWo2c/s400/Rovaniemi%252C+Santa+Claus+Main+Post+Office.jpg" width="400"></a></div>
<br>そして、サンタクロースのオフィスもロヴァニエミにあるのだ。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/08/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-6241537931358220762015-07-25T23:16:00.000+02:002017-05-13T12:26:50.124+02:00絵文字が語る国民性 「ハート」好きのフランス人、「ロリポップ」好きのオーストラリア人「<b>数独</b>」と「<b>絵文字</b>」に共通するのは・・・?<br>
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どちらも日本語と意識されることなく、「sudoku」「enoji」として世界中で使われている言葉だ。「anime」や「manga」や「otaku」も、「sudoku」や「emoji」より使用者が限定されるものの、今や世界語である。<br>
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前世紀の後半に、日本の「<b>エコノミックミラクル</b>」(economic miracle)が世界の驚異を呼び起し、「<b>ジャパン・アズ・ナンバーワン</b>」(Japan As Number One)なんて本がもてはやされた時期があったが、その頃でも、今ほど世界に通用する日本語はなかったように思う。<br>
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特に「emoji」の浸透は、<b>メール</b>や<b>ソーシャルネットワーク</b>など、普通の人の日常生活と密着しているためか目覚ましい。<br>
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絵文字は世界中で使われているが、国によって使う絵文字の種類は違うのだろうか?<br>
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・・・とか思って探したら、<b>絵文字による国民性調査</b>が見つかった。2014年10月から2015年1月までの4か月間、16の言語・地域において、アンドロイドとiOSのデバイスで使われた10億の絵文字を分析したもの。世界には800以上に絵文字があるという。それをこの調査では60のカテゴリーに分けている。<br>
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まず、どの絵文字がよく使われているのか。<br>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKMHer23Lla7zeSUxqqGBjQplAJ4lI00vK2FE1W475Zyx97dPvWB43-nG3mwqY9taEwObrDmc6Okbh8qOJahZ8qaDmDklyAWLXox4xJW-1KE9VMBY8MFxG-bISZW09Xys55WFdG8_jrsU/s1600/pie4.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="398" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKMHer23Lla7zeSUxqqGBjQplAJ4lI00vK2FE1W475Zyx97dPvWB43-nG3mwqY9taEwObrDmc6Okbh8qOJahZ8qaDmDklyAWLXox4xJW-1KE9VMBY8MFxG-bISZW09Xys55WFdG8_jrsU/s640/pie4.jpg" width="640"></a></div>
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ナンバーワンは「スマイリー」。<b>世界中で使用された絵文字の44.8%がスマイリー</b>なのだ。次いで、「悲しい顔」(14.33%)、「ハート」(12.5%)、「手のジェスチャー」(5.3%)。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/07/blog-post.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-9568524642042803342015-07-05T23:32:00.000+02:002017-05-13T12:04:19.492+02:00映画『チャッピー』(Chappie) 心を持つロボットの物語<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZOTwMeayd1OCqhxpJUrTYi95DgUE4uOV2V8OnTh-G8-1mqGdasQMclZgzxLYm9N9t6MgqSVP9OnwLhjIQ_-G3rajJWjqzXKS6guKWAd8bKMPe00Lo3lxFAxSosH-z4Cu0AnpzsVu1Y7w/s1600/%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2583%25E3%2583%2594%25E3%2583%25BC%25E3%2583%259D%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZOTwMeayd1OCqhxpJUrTYi95DgUE4uOV2V8OnTh-G8-1mqGdasQMclZgzxLYm9N9t6MgqSVP9OnwLhjIQ_-G3rajJWjqzXKS6guKWAd8bKMPe00Lo3lxFAxSosH-z4Cu0AnpzsVu1Y7w/s320/%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%2583%25E3%2583%2594%25E3%2583%25BC%25E3%2583%259D%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC.jpg" width="216"></a></div>
<b>『チャッピー』</b>(<i>Chappie</i>)<br>
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<b>監督</b><br>
ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)<br>
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<b>主演</b><br>
デヴ・パテル(Dev
Patel)<br>
シャールト・コプリー(Sharlto
Copley) <br>
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2015年 アメリカ合衆国作品<br>
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ジョハネスバーグ生まれの映画監督、<b>ニール・ブロムカンプ</b>(Neill Blomkamp)は、20代後半で初めて手がけた長編映画『<b>第9地区</b>』(<i>District 9</i>)が米アカデミー賞の最優秀作品賞候補になるという、映画監督としては幸運なスタートを切った。</div>
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『第9地区』はジョハネスバーグを舞台にしたSF大作。南アフリカを舞台としたハリウッド映画は、主人公が南ア人でもアメリカ人やイギリス人の役者が主演と相場が決まっているのに、敢えて南アフリカ人の俳優を主役・脇役に起用したことに好感を持った。尤も、3千万ドル(推定)というSF大作にしては控え目な予算では、ハリウッドの大スターは雇えなかったのかもしれないが。(因みに、『スター・ウォーズ
エピソード3/シスの復讐』(<i>STAR WARS EPISODE III: Revenge of the Sith</i>)の推定予算は1億1300万ドル。)<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/07/chappie.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-88511685829227003042015-04-27T01:04:00.000+02:002017-05-13T12:26:50.139+02:00日本だけではなかった「なりすまし詐欺」 「ニューヨークタイムズ」紙のエッセイ息子や娘を装った電話をかけ、虚偽の急用を訴えて現金を預金口座等に振り込ませる「<b>なりすまし詐欺</b>」。かつては「<b>オレオレ詐欺</b>」と呼ばれていたが、手口が多様化し、名称と実態がそぐわなくなったことから、2004年12月、警察庁が統一名称として「<b>振り込め詐欺</b>」を採用した。<br>
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更に2013年、また名称と実態がそぐわなくなったことから、警視庁が新たな名称案を募集。応募案のうち最多だっだのは「なりすまし詐欺」。「母さん助けて詐欺」が最優秀、「ニセ電話詐欺」と「親心利用詐欺」が優秀作品に選ばれた。また、広島県警は「なりすまし詐欺」、福岡県警と茨城県警は「ニセ電話詐欺」、鹿児島県警は「うそ電話詐欺」と呼んでいるとか。(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%82%81%E8%A9%90%E6%AC%BA" target="_blank">ウィキペディア</a>)<br>
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誰でも知っている詐欺なのに、未だに騙される人が多いのはよほど手口が巧妙になっているのであろう。1人の人間が被った被害の最高額は4億数千万円。被害者は岩手県の70代の男性だった。なりすまし詐欺の被害者の多くは<b>高齢者世帯</b>だという。<br>
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先日、「<b>ニューヨークタイムズ</b>」(The New York Times)紙に「<a href="http://opinionator.blogs.nytimes.com/2015/04/09/the-grandparent-scam/?smid=fb-nytimes&smtyp=cur&bicmp=AD&bicmlukp=WT.mc_id&bicmst=1409232722000&bicmet=1419773522000" target="_blank">Grandparent Scam</a>」というエッセイが掲載されていた。・・・「祖父(母)詐欺」?<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/04/blog-post_27.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5073692031368649983.post-16402705860534860432015-04-14T20:41:00.000+02:002015-04-14T22:06:29.730+02:00旅行者が選んだお薦め観光地トップ25 トリップアドバイザーの2015年リストアメリカのクチコミ旅行サイト「<b>トリップアドバイザー</b>」(TripAdvisor)では毎年、寄せられたコメントに基づき8部門からなる「<b>トラベラーズチョイス賞</b>」(Travellers' Choice Awards)を発表している。賞のカテゴリーは「<b>行き先</b>」(destinations)、「<b>ホテル</b>」(hotels)、「<b>ビーチ</b>」(beaches)、「<b>全てが込みのリゾート</b>」(all-inclusive resorts)、「<b>人気上昇中の行き先</b>」(destinations on the rise)、「<b>島</b>」(islands)、「<b>アトラクション</b>」(attractions)、そして「<b>レストラン</b>」(restaurants)。<br>
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トリップアドバイザーは「<b>世界最大の旅行サイト</b>」を自称している。登録メンバーが世界に6000万人以上、旅行者が書き込んだレビューや意見の数は総数1億7000万件以上という。<br>
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人気がある観光地のリストを見て旅行先を決めるのは、ベストセラーリストを手にして読む本を決めるのに似ている。観光地は避ける主義!という我が道を行く派もいるだろうが、次の休暇はどこに行こうか決めかねている人にとって、世界中の旅行者が「良かったよ~」と口を揃える土地を集めたリストは大いに参考になるかも。自分では思ってもみなかった町が、次の休暇候補になるかもしれない。リストの中で自分に興味がある場所、ない場所を考慮して選定するという手もある。(例えば、私の場合、「ビーチ」や「全てが込みのリゾート」のリストは最初から見ない。浜辺でゴロゴロするのに興味がないから、「行き先」リストの中でも、ビーチで有名な町は敬遠するだろうな。)<br>
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さて、このほど、2015年度の「行き先」賞、つまり「<b>旅行者が選んだお薦め観光地トップ25</b>」が発表された。<br>
<a href="http://www.osada.co.za/2015/04/252015.html#more">続きを読む »</a>Masako Osadahttp://www.blogger.com/profile/15522234670372873762noreply@blogger.com0