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2014年10月23日木曜日

江戸時代から昭和初期の復元建造物が立ち並ぶ「江戸東京たてもの園」

都立小金井公園内に位置する野外博物館「江戸東京たてもの園」。日本語のウェブサイトには書いていないが、英語版には「江戸東京博物館の一部」とある。「江戸東京博物館」といえば、最高に素敵な博物館。私も日本に行くという外国人に薦めまくっている。その一部というので、わくわくしながら出かけた。



開園したのは1993年。約7ヘクタールの広大な敷地に、江戸時代から昭和初期までの復元建造物30棟が建ち並ぶ。この地には1991年まで「武蔵野郷土館」があったとか。

「江戸東京たてもの園」の街並み。正面奥の立派な建物は銭湯!

昔の家の造りはしっかりしている。何事にも凝る性分の父が念願の家を建てた時、材木商に行って、使用する木材を一本一本選んでいたのを思い出した。そんなことをする家庭はもう珍しいかもしれない。

復元された農家、網島家(江戸時代中期)と吉野家(江戸時代後期)には土間がある。そういえば、田舎の祖父の家は農家ではなかったが、台所は土間にあった。土間には井戸があった。アパート暮らしだった小学生の私には、覗き込むと吸い込まれそうな古井戸がちょっと怖かった。

「日本の家は土足厳禁」が現在ではほぼ鉄則だが、それほど遠くない昔、台所は土足だったのだ。逆に、「西洋では靴を履いたまま家の中に入る」と日本人は考えがち。しかし、フィンランドなど、玄関で靴を脱ぐのが普通の国もある。

高橋是清が暗殺された部屋で、太平洋戦争への道のりに思いを馳せた。40歳くらいの女性が「ねえ、この人知ってる?」と連れの男性に聞いていた。歴史が忘れ去られるのに時間はかからない。

「鍵屋」外観

「鍵屋」という居酒屋で、ボランティアのおじさんに声を掛けられた。「『千と千尋の神隠し』、観ましたか? そこの椅子で、お父さんとお母さんがブタになったんですよ。」

「鍵屋」内観。左はボランティアのおじさん



2014年10月12日日曜日

地元「ゆかり」を大切にする神戸の美術館

生まれて初めて神戸を訪れた。日本を出て30年近い私には、日本国内で行ったことがない土地がたくさんある。

職業柄、どこに行っても、つい美術館やギャラリーに目がいく。宿泊した六甲アイランドに美術館が3つあった。「神戸ゆかりの美術館」、「神戸ファッション美術館」、それに、「神戸市立小磯記念美術館」だ。

神戸ファッション美術館はあいにく休館だったが、神戸ゆかりの美術館と神戸市立小磯美術館には行ってみた。

神戸ゆかりの美術館の企画展示は「エトランゼの旅物語」。海外を訪れた神戸及びその近郊ゆかりのアーチストの作品展である。



第2次世界大戦以前の作品は質に大きなムラがあった。仕方ないかもしれない。ヨーロッパに行くこと自体が大変だったのだから。「行くことに意義がある」時代だったのだろう。


2014年9月7日日曜日

陶芸を始める

遊びに来たドイツ人の友人が、最近アート、特に木工細工に興味を示す息子をギャラリーに連れて行きたいという。木工細工を専門にするギャラリーは思いつかない。それで久しぶりにアフリカ各地の様々な実用的なアートを扱う「キム・サックス・ギャラリー」(Kim Sacks Gallery)に足を運んだ。

キム・サックス(Kim Sacks Gallery

キム・サックス(Kim Sacks)は1956年、ジョハネスバーグ生まれ。自身を「Vessel Maker」と呼ぶ。「器の作り手」といったところか。12歳で陶芸を始め、18歳でヨーロッパへ。デンマークで陶芸のための化学を学んでいた時のルームメートが日本人。その子に日本風の発音で「キム」と呼ばれたことから、今でも作品のサインは「Kimu」。

ギャラリーに行ったばかりに、迫力あるキムに押し切られ、陶芸を始めることになった。


2014年5月8日木曜日

キャベツを散歩させる中国の若者たち

今月初め、「キャベツと散歩するのが中国で流行っている」というニュースを南アフリカのラジオ『クラシックFM』(Classic FM)で耳にした。散歩といえば「犬」、と相場が決まっていると思いきや、中国では友達のいない若者が「キャベツ」を連れて散歩に行くというのだ。

ホントかな~。。。

5月6日には、同じ内容のニュースが大手の日刊紙『ザ・タイムズ』(The Times)に掲載された。オーストリアの英字新聞『オーストリアン・タイムズ』(Austrian Times)や『ハッフィントン・ポスト』(Huffington Post)でも紹介されたとか。映像付きのテレビ報道があれば、真偽がはっきりしただろうけど、我が家にはテレビがないのでチェックできない。まさかキャベツに首輪とか、引きひもはつけないだろうから、こんな感じだろうか・・・?

実名のインタビューによると、

「キャベツと散歩していると人が話しかけてくれて、お喋りの機会が出来る。」

「キャベツと散歩している他の人と会話が生まれる。」

「キャベツは犬より良い。餌がいらないばかりでなく、公園で他のキャベツと喧嘩することがない。」

「キャベツと話すと心が安らぐ。」

「キャベツに思いのたけをぶちまけた後、そのキャベツを捨てることによって、すっきりする。」・・・

果ては、

「親より好き。キャベツは私のことをわかってくれる。」

という17歳の談話まで。