2月25日、第25回「ワガドゥグパンアフリカ映画テレビ祭」(Festival pan-Africain du cinéma et de la télévision de Ouagadougou)、通称「フェスパコ」(FESPACO)が始まった。ワガドゥグはブルキナファソの首都だ。
といっても、ブルキナファソがどこにあるか、同じアフリカ大陸に住む南ア人でも、地図上で正確に位置を示すことができる人は少ないだろう。
フェスパコはアフリカ最大の国際映画祭。歴史も古く、1966年に始まったカルタゴ映画祭に次いでアフリカ大陸で2番目。サハラ以南アフリカでは最古の1969年だ。
いくつものクーデターや長期独裁政権を経験し、一人当たりのGDPが世界平均の10%未満の水準という貧しい国で、政府のバックアップがあるとはいえ、国際映画祭が50年近くも継続していることに驚く。
「国際映画祭」といっても、「パンアフリカ」つまり「汎アフリカ」の名に違わず、応募資格はアフリカ人制作の作品。アフリカの映画界で働く人々に、ネットワーキング、意見交換、作品発表の場を与えている。

