著作 Books

ゼルダ・ラグレインジ著『ネルソン・マンデラ 私の愛した大統領』 明石書店 2016年(翻訳)

約20年間マンデラに仕えた秘書の回想録Good Morning, Mr Mandelaの邦訳。

「反アパルトヘイト運動の闘士、南アフリカ大統領ネルソン・マンデラの最期の時まで、19年間を個人秘書として共に過ごしたひとりの女性の回顧録。白人であるアフリカーナ女性がマンデラと出会い、それまでの認識を改め成長していくかけがえのない日々をつづる。」(明石書店ウェブサイトより)



岩波書店辞書編集部編『世界の名前』 岩波書店 2016年(1章担当)

「世界の人々はどのように子どもに名前をつけているのでしょう? どこでも「名前=姓+名」なのでしょうか? 名前の仕組みやこめられた意味を、古代から現代にいたる世界各地、そして神話や『指輪物語』まで、100のエッセイで紹介します。想像もつかない習慣や隠 された意味、歴史との意外な関係をお楽しみください。 」(Amazonの商品説明)

「南アフリカに息づくフランスの名前(アフリカーンス語)」を担当。


ネルソン・マンデラ著『未来を変える言葉』明石書店 2014年(翻訳)

マンデラの名言集Notes to the Futureの邦訳。序文はノーベル平和賞受賞者デズモンド・ツツ聖公会元大主教。

「反人種差別の歴史的指導者が公認した最後の名言集。彼の全ての記録を保管するネルソン・マンデラ財団の編者が、人が生きる上で支えとなる言葉や、後世に残る偉大な言葉を厳選。彼を支えた〈希望〉、彼が辿りついた〈許し〉を知れば、きっと何かが見えてくる。」(明石書店ウェブサイトより)



Sayaka Funada-Classen, The Origins of War in Mozambique: A History of Unity and Division, Ochanomizu Shobo 2012年(翻訳)
船田クラーセンさやか著『モザンビーク解放闘争史』の英訳。

「モザンビークの脱植民地化過程における「ネーション」の形成で直面した歴史的・地域的な困難とは何か。未来の政治の可能性をも視野に入れ、豊富な史料を駆使して実証的に解明する。」(御茶の水書房ウェブサイトより)




ネルソン・マンデラ著『私自身との対話』 明石書店 2012年(翻訳)

マンデラの日記、手紙、メモ、インタビュー、未発表自伝の原稿などを集めたConversations with Myself の邦訳。序文はバラク・オバマ米大統領。

「『偉人』と呼ばれ世界の賞賛を浴びてきたマンデラ。だが実際の彼は、小さな幸せに憧れ、時には悩み、絶望し、怒りに身を震わせる一人の人間であった。その真実の姿が初めて、本人によって明かされる。」(明石書店ウェブサイトより)



峯陽一(編)『南アフリカを知るための60章』 明石書店 2010年 (4章と1コラム担当)

「アパルトヘイト撤廃後は観光客が増え、映画やスポーツなど文化の面でも、南アフリカは身近な国になった。だがこの国に、格差拡大やエイズなど大きな社会問題が横たわっているのも事実である。この国の全体像を知るための絶好の入門書。」(明石書店ウェブサイトより)





Claude Colart and Sahm Venter(編), Something to Write Home About: Reflections from the Heart of History, Jacana Media 2005年 (1章担当)

記事や番組にすることのなかった心に残った逸話を、世界のジャーナリスト90人余りがつづるアンソロジー。殉職した同僚たちに捧げられている。序文はノーベル平和賞受賞のデズモント・ツツ大司教。






Chris Alden and Katsumi Hirano (編), Japan and South Africa in a Globalising World: A Distant Mirror, Ashgate, 2003年 (1章担当)

日本・南アフリカ関係の過去と現在、南アフリカとアジアの比較開発論など。








Sanctions and Honorary Whites: Diplomatic Policies and Economic Realities in Relations Between Japan and South Africa, Greenwood Press, 2002年(単著)

「経済制裁」と「名誉白人」をキーワードに、アパルトヘイト下での日本と南アフリカの二国間関係をダイナミックな世界経済・政治の中で捉えた。17世紀からの日本・南ア関係や南アにおける中国人の立場も詳説。





Jim Broderick et al (編), South Africa's Foreign Policy: Dilemmas of a New Democracy, Palgrave, 2001年 (1章担当)

ポストアパルトヘイト時代の外交政策・関係を模索する南アフリカ。







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