2014年4月4日金曜日

負傷イルカ、人間に助けを求める すごすぎ映像

2013年1月11日、ハワイで夜間ダイビングを楽しむケラー・ラロス(Keller Laros)さんたちの目の前に突如として現れたのは、バンドウイルカ (bottlenose dolphin)。水族館の曲芸でお馴染みのイルカだ。

左の胸ヒレと口に釣り糸が絡まり、釣り針が体に刺さっている。手招きをしたら寄って来るではないか!どうやら助けを求めに来たらしい。

手で釣り針を抜いた後、ハサミで糸を切ったラロスさん。体が自由になったイルカは去って行った。。。


嘘のような本当の話。すごすぎ。

たまたま映像を撮影していた時にこんなことが起こるなんて、運が良かったですね~。それとも、イルカが人間に助けを求めるのは良くあることで、普通はビデオカメラを持っていないから、記録に残っていないだけなんだろうか。

大体、ダイバーというのはハサミを持ち歩くものなんだろうか。。。

この映像の長いバージョンがあった。



イルカや魚が網にかかって命を落とすことは良くあるらしい。下の映像は、ペルー沖で網のロープ部分が尾に巻きついた若いバンドウイルカを、たまたまその辺りで調査を行っていた研究者が救助したもの。

ペルーの漁師たちは古くなった網を海に捨てる傾向があり、網にかかって死ぬ生きものは一日に1000匹! これって、ペルーだけの数字なんだろうか? とすると、世界中では? 海中という目に見えない世界で、空恐ろしいことが起こっている。

ともあれ、冒頭のイルカ君。ハッピーエンドで良かった、良かった。見ず知らずの野生動物にこんなに信頼されるなんて、感動ですね。このイルカ君、人を見る目があった・・・?

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