2014年10月13日月曜日

自由が丘に「癒し空間」誕生 「ライブラリーカフェ」(The Library Cafe)

東京の東急大井町線九品仏駅から歩いて3分、自由が丘駅から6分のところに、「ライブラリーカフェ」(The Libray Cafe)が開店した。

外観

オーナーは高良悦子(たから・えつこ)さん。2013年、米倉誠一郎・プレトリア大学日本研究センター所長を団長する「南アフリカ最新事情視察ツアー」に参加。ジョハネスバーグでお目にかかった時の第一印象は、「幼女のような純真さ・ひたむきさを内に秘めた、高校生のように見える大学生」。・・・いや、それにしては人間が出来ている、社会人であろう、とは思ったが、まさか13歳のお嬢さんがいようとは・・・。

子供に手がかからなくなったのを良い機会と、本日10月13日プレオープンしたのがライブラリーカフェ。イメージしたのはアメリカの書斎、図書館。アメリカで高校や大学に通った高良さんならではの発想だ。

一歩中に入れば、そこはアメリカの書斎、図書館(ライブラリーカフェ自由が丘

ひとりでくつろぎながら心の旅に出たい人」が「ひとつの場所にいながら、世界中を旅できる空間」にしたいという。

ハリー・ポッター、村上春樹、島崎藤村、宮部みゆきから癒し系、実用書まで、約250冊が「書斎」の棚に並ぶ。今後300冊くらいまで増やし、定番3分の2、入れ替え本3分の1にする予定。外国人のお客さまのために英語の本も置きたい、イベント空間も提供したい・・・と夢は広がる。

「お店」というより「書斎」。「こんな部屋でくつろぎたいな」と思いつつも、なかなか自宅では持てない「空間」と「時間」を提供してくれる。落ち着いた内装、座り心地の良い椅子、美味しいコーヒー・・・。空気を満たすのは、高良さんの優しさと安らぎ。

本棚を背にする高良悦子さん

カプチーノを頼んだら600円だった。この値段でお客さんに本に没頭されたら、とても採算が合わないのではないか、と勝手に心配してしまう。商売っ気が希薄なのが、高良さんらしい。疲れた日常の心が癒され、素敵な人たちが集まり、新しいエネルギーが生まれる場になりそうな気がする。

是非、行ってみてくださいね!

The Library Cafe
住所:東京都世田谷区奥沢7丁目10‐2
営業時間:火~金 11:30 - 17:00、土 11:30-19:00、月、日、祝日は休み
フェイスブックページ:ライブラリーカフェ自由が丘




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